
「セムリキ・フォレスト」のカカオは、ウガンダ西部のブンディブギョの町の周辺で、約1,000人の有機認証を受けた地域の農家によって栽培されており、そのうち52%の生産者が女性です。収穫された生のカカオ豆(ウェットビーンズ)は、ブンディブギョから南東に約4.5キロメートルほど行ったブマテ村の山へと続く丘のふもとにある集中発酵施設で、5日から6日間ほど発酵させた後、移動可能な高床式のデッキで6日から7日間天日干しされます。その後、一貫した美味しいカカオ豆を作るためにブレンドされ、輸出されます。

私たちがこの「セムリキ・フォレスト」のカカオを生産するLatitude Trade Company(LTC)の設立者、ジェフ・スタインバーグ氏に初めて会ったのは、2017年のこと。彼がスペシャルティカカオについて詳しく知るために、バレンシアストリートにあるダンデライオン・チョコレートのファクトリーを訪れた時でした。
ジェフは、2016年に社会的企業としてLTCを設立し、環境や社会に配慮した事業を行うB Corporationとしても、アメリカの非営利団体「B Lab」による民間認証を受けています。ウガンダの小規模農家と協力して地元の製品をクラフトチョコレート市場に投入することによって、地元の雇用を創出し、収入を持続的に改善する挑戦を続けてきました。

それから7年が経ち、2024年現在、LTCはウガンダの4,500を超える小規模農家と提携し、トレーニング、マイクロファイナンス、保険を提供して、農家のカカオをプレミアム価格で買い取っています。これらのカカオは世界中の多くのメーカーによって使用されており、その中にはトロントのSoma Chocolate Makers、ノルウェーのFjak、アリゾナ州ツーソンのMonsoonなど、私たちのお気に入りのメーカーも含まれています。

LTCは、有機農法から金融リテラシーまで、あらゆることに関するトレーニングも農家に提供しています。さらに、LTCは自社のBean to Bar チョコレート工場とカフェをウガンダの首都であるカンパラに設立しました。これによって追加収入をもたらすだけでなく、カカオ豆の風味や品質に関するフィードバックをすぐに得ることができるようになりました。今後もカカオやチョコレートを通じて、ウガンダのユニークな味と文化を世界に届けてくれることでしょう。


